口臭2

こんにちは。緑井にありますきよはら歯科クリニック歯科衛生士の寺江です。先日口臭の種類についてお話しましたが、今回は口臭の原因、予防法について紹介します。
〈口臭の原因となる10大ストレス〉
まず初めに唾液はとても重要な働きをしていて、唾液の減少が口臭を引き起こす原因になってしまうということを前提としてお話していきます。
①むし歯・歯周病…これらの病気の原因菌が出す毒素が歯や歯茎を攻撃することでストレスがかかります。
②歯磨剤…泡を発生させる成分の1つである「ラウリル硫酸ナトリウム」という化学物質が、粘膜や細胞にストレスを与え、舌の表面をカサカサにしてしまいます。
③カフェイン(お茶・コーヒーなど)…「利尿作用」によって唾液になるはずの水分もでていくことで唾液の減少につながります。
④「朝ごはんを食べないこと」…唾液の分泌には自律神経が大きく関わっています。朝ごはんを食べないときちんと自律神経が働かず、唾液の減少につながります。
⑤マウスウォッシュ…市販品には「アルコール」が入っているものが多く、口の中の水分が奪われて乾燥します。
⑥砂糖が含まれるお菓子…砂糖を代謝する際に体内で多量の「水」が使われ、唾液になるはずの水分も奪われます。
⑦ジュース・炭酸飲料…⑥と同じく大量の砂糖が含まれます。
⑧水分をとらないこと…身体の解毒がしっかりできません。
⑨身体の疲労…体内の代謝が鈍り、水分代謝も悪くなります。
⑩ネガティヴな感情…精神を疲れさせ、自律神経失調を引き起こすので唾液が減少します。

これらのストレスをなるべく与えないことが口臭予防につながります。
例えば、日常生活ではなるべく「水」を飲み
唾液量を増やすこと、歯磨きや舌磨きをして臭い物質を減らすこと、禁煙や腸の調子を整えることも効果的です。
また、むし歯や歯周病は早急な治療と治療終了後も再発の防止が大切です。
きよはら歯科クリニックでは治療や検診を通して、みなさまにすっきりとした自信の持てるお口で過ごしていただけるようサポートさせていただきます。

マイクロスコープ

きよはら歯科クリニックの副院長
神人 大輔です。
我らのカープも2年連続のリーグ優勝が決まって、広島県民としても嬉しい限りです❗️
今年こそは絶対に日本一になって欲しいと心から応援しています❗️
ちなみに僕は大瀬良選手のファンです。これはカープと歯科医師会のコラボTシャツです。即買いしました( ^ω^ )

さて、今回はマイクロスコープという歯科で使う機械についてお話しします。

これは簡単に言うと顕微鏡です。
当院では主に根管治療に用いています。
根管治療とは大きな虫歯によって、歯の内部の神経まで進行してしまった場合にする治療です。

回数もかかりますし、なかなか患者さんに何をしているのか伝わりにくい治療です。ただ、とても重要な治療で家を建てることに例えると基礎工事の部分で絶対に手を抜いてはいけないものになります。
ちなみに海外では根管治療のみで10〜40万円ほどかかります。
日本では保険診療が効くので数千円です。
当院では院長のこだわりで根管治療に力を入れていて、困難な根管治療にはマイクロスコープを用いています。
保険診療でマイクロスコープを使う医院はとても少ないと思います。
肉眼での治療は限界がありますが、マイクロスコープでは6.5倍から40倍まで拡大して歯の表面・内部を見ることができるため細かい治療が可能になりますし、痛みの原因も特定できます。
歯科でのマイクロスコープの普及率はまだ数%です。
もとは眼科や脳神経外科などの手術で使われていた手術用顕微鏡を歯科用にしたものです。
現在は保険診療の範囲内でマイクロスコープを用いていますが
今後は自費による根管治療を検討しております。
朝晩は少し涼しくなって来ましたが季節の変わり目で体調など崩さないよう気をつけて下さいね。
それではまた。

 

歯ブラシについて

こんにちは、きよはら歯科クリニックの歯科衛生士小川です。

突然ですが、皆さんが普段お使いになっている歯ブラシはいつからお使いの物でしょうか?

一カ月以上使い続けていませんか?一カ月以上お使いの方は早めに新しい歯ブラシに交換することを強くお勧めします。

歯ブラシの寿命はだいたい一カ月といわれています。一カ月以上使っていると、歯ブラシの毛先が劣化し清掃効果が落ちてしまったり、毛先に付着した細菌が増殖し、どんどん不潔な歯ブラシになっていったりします。

また、使用期間だけでなく、歯ブラシの毛先の状態をこまめにチェックすることも大切です。お使いの歯ブラシは毛先が広がっていませんか?毛先が広がった歯ブラシでは、歯にしっかりと毛が当たらず、磨き残しの原因になります。せっかく歯磨きしても汚れが残っていては、虫歯や歯周病になってしまいます。

健康で美しいお口を保つには歯磨きが必要不可欠です。毎日しっかり歯磨きできるよう、きれいな歯ブラシを使うようにしましょう。

当院では、患者さんのお口に合った歯ブラシの選択や磨き方の指導もいたします。お気軽にご相談ください!

ピカッシュって何!?

皆様の健康寿命を考える、安佐南区緑井のきよはら歯科クリニック 院長の清原です

突然ですが、ピカッシュってご存知ですか?
ピカチュウでもスカッシュでもありません。・・・知らないですよね。

歯医者の中でもまだそんなに認知度は高くないかもしれません。

入れ歯、マウスピース、矯正装置を使用されたことのある方は、経験があるかもしれませんが、ずっと使っていると、においやぬめり、歯石などの汚れが付きやすくなります。

あの嫌なにおいやぬめりの原因は細菌なんです。歯石にも細菌は付着しています。
たとえば細菌が繁殖した、汚れだらけの入れ歯をつけているとどうなるでしょうか?

肺炎は、現在日本人の死亡原因第3位です。
そのうち、80歳代の約8割、90歳以上では9.5割以上が誤嚥性肺炎と報告されています。
誤嚥性肺炎とは、唾液や飲食物など、本来食道に入っていくものが、
誤って肺の中に入り(誤嚥)、細菌が繁殖する事で引き起こされます。

入れ歯やお口の中を清潔にしておかないと、お口の中が細菌でいっぱいになり、
誤嚥性肺炎を起こしやすくなると言われているのです。

今までその予防のためには、毎日入れ歯をきれいに磨き、義歯洗浄剤につけるようにと言われてきました。
でも、洗ってきれいにしてもお口の中に入れると、またすぐ細菌が繁殖してしまいます。

そこでピカッシュの出番です!
簡単に言えば入れ歯や、マウスピース、矯正装置など、
お口の中に入れる装置に、抗菌コーティングを施すことによって、
装置そのものに抗菌作用を持たせ、細菌の繁殖を防ぐことができるんですね!!

1度のコーティングで約3ヶ月効果が持続すると言われています。
定期検診で、お口の中のクリーニングと、入れ歯やマウスピースなどをピカッシュするのがおすすめですよ。

当院ではいち早くピカッシュを導入しております。
入れ歯や、マウスピース、矯正装置など、いつも清潔に気持ちよく使用したい方は
ぜひご相談ください!
詳しくは  http://pikasshu.jp/  まで

よく噛んで食べよう!!

皆さん、こんにちは。

小児矯正にも力を入れている、きよはら歯科クリニック 歯科助手の岡本です。

9月に入り涼しくなり、過ごしやすい季節になりましたね。

食欲の秋、今回は「よく噛んで食べよう!!」をブログのテーマにします。

歯医者では、毎日たくさんのお子様の歯並びを治しています。

悪い歯並び(歯が重なっている・叢生(そうせい))は子どもの40%に見られます。

なぜそうなったのでしょうか?

成長と共にアゴが正常に育たず、歯並びが悪くなっているのです。

どうしてアゴが育たないのでしょうか?

それは…「使ってないからです!!」よく噛んでしっかり使うことにより、アゴや顔の骨、筋肉が育ち、歯並びは自然に整ってきます。その結果、顔全体がバランスよく成長します。歯並びは悪くなってから治すのではなく、悪くならないようにどうするかということも大切です。

こういった「自分の体」を「自分の力」で育てることが、歯並びの治療、子ども達の成長に必要です。

「よく噛む」ことを毎日の生活の中に取り入れてほしいのですが、せめて最初は、週一回の日曜日だけでも、歯を使って「よく噛む」ということを家族みんなで考えてみましょう(*^_^*)

手でつかむ、かぶりつく、顔いっぱい動かして食事をする。こういった行為は大人のマナーの世界では歓迎されませんよね。でも、子ども達は違います。子ども達には体中を使って食事をすることが成長の上で大切なのです。

お上品にちょこちょこ小さく切ったものや、軟らかいものばかり食べていると、アゴの発達しない草食系な大人になると言われています。食べ方が下手だからと言って、小さく切ったり、軟らかいものばかりにしていると、いつまでたっても食べること上手にならずに子どもの成長の可能性をストップさせてしまいます。子ども達は日々成長し、そしてこの成長はいつか終わります。

アゴの成長は、女の子は14才、男の子は17才位までにはほぼ終わってしまいます。正しい成長を期待するために、マナーには目をつぶって、時にはワイルドに前歯でかぶりつかせることも必要です。

当院の待合室に、「よく噛む日曜日ごはん」という本が置いてあります。ガブリとかじりついたり、ポリポリ前歯を使ったり、ガジガジ、サクサク、モグモグと前歯や奥歯を色々な使い方をして食べる、おいしい食事のレシピがたくさん載っています♪♪

興味をもたれた方は、当院で購入もできますのでお気軽にスタッフまで声をかけてくださいね!!(●^o^●)

しっかり噛んで、素敵なお顔と歯並びにしていきましょう。

 

床矯正医院活性化セミナー

こんにちは。きよはら歯科クリニックの歯科衛生士 益岡です。

 

先日、福岡県で行われた『床矯正医院活性化セミナー』を代診Drの村岡先生と受講させていただきました。そこで学んだことや思ったことを今回のブログのテーマとさせていただきます。

 

床矯正については、以前院長がブログで紹介しておりますのでご覧ください。また、トップページの小児歯科・小児矯正からも見ることができます。

 

今回のセミナーでは、全国各地の床矯正をされている歯科医院の先生やスタッフの方々が来られ、各医院の床矯正の取り組みについての発表をお聞きしました。

 

当院では、床矯正を始めて6年ほど経ちます。これまで院長や副院長が主体となって、床矯正の説明や検査、装置のチェックや指導を行ってきました。最近では、私を含め当院の歯科衛生士も床矯正の勉強をし、少しずつ業務を任せていただけるようになりました。まだまだ説明や検査の方法など、改善が必要そうなところがたくさんありました!当院でも、お子様や保護者の方々にもっとわかりやすくスムーズに治療を提供できるように努力していきたいと思っています。

 

歯科医師だけではなく、歯科衛生士や歯科助手も、よりお子様や保護者の方々に近いところで床矯正治療に携わることができます。床矯正は年単位でかかる治療ですが、歯並びが良くなって喜んでいるお子様の姿を目にすると、私たちもとても嬉しく、この仕事をしていてよかったなと思います。

まだまだ至らぬ点は多々あるかと思いますが、精一杯こちらでもサポートさせていただきたいと思います。