幼児食と生活リズム

こんにちは!きよはら歯科クリニック管理栄養士の田村と河合です。

今回は、幼児食と生活リズムについて紹介します。

「生活リズムを整えて1日3回きちんと食べる」

幼児食が始まると、1日3回の食事がエネルギーや栄養補給の中心になります。

しかし、生活リズムが整っていなければ、3食を規則正しくとることができません。

欠食しがちなのが朝食です。夜更かしをして朝起きられなかったり、夕食の時間が遅かったりといった理由から、朝食を抜いてしまう子どもが少なくないのです。

栄養不足に陥らないためにも、1日3回しっかりと食べられるよう生活リズムを整えましょう!

★野菜を使った、1品を添えて朝食もバランスアップ

準備に忙しい朝食は、パンと牛乳だけですませてしまうなど、バランスが偏りがちになります。野菜の入ったスープやおかずなどを添えてバランスアップに努めましょう!また、前の晩の残りものや野菜をゆでておくなどしておくと、忙しい準備も簡単にすませられます。

【朝食のOK例とNG例】

★OK★

5大栄養素をまんべんなく摂れるように、ご飯やパンなどの炭水化物を中心に肉や卵、乳製品や野菜、果物を摂り入れましょう!

ご飯を雑穀米や玄米、五目御飯などにするだけでも白米より食物繊維やミネラルが多く含まれるので手軽に栄養価の高い食事にできるのでオススメです!

★NG★

‘‘たんぱく質が多すぎる‘‘・‘‘炭水化物が多すぎる‘‘など偏ったバランスの食事はなるべく避けましょう。

ですが、毎日バランスの良い食事をしなければ!と頑張りすぎるとしんどくなってしまうこともあると思います。基本的な食事はバランスを考えて、たまにの食事は偏っていても、別の日に帳尻合わせをしてもらえば大きな問題はないですので、頑張りすぎて疲れない程度にバランス面も考えてみてください!

なるべく避けたいのは、炭水化物とたんぱく質のみの食事ばかりとることです。

ヨーグルトの中に果物を入れてみたり、パンの上に野菜を乗せてみたりするなど、少しの工夫でいいと思います!

※菓子パンは手軽でおいしくてエネルギーを多くとれる食材ではありますが、炭水化物がメインで糖質が多くなります。なるべく菓子パンだけの朝ごはんは避けましょう!

最近は野菜ジュースやシリアルもいろいろ種類がありますので、手軽さだけで判断せずに栄養も見ながら摂り入れてみてください!

今年は雪が降る日が続きますが、お体とお足元に気を付けてください!!