マイクロルーペについて

こんにちは。

きよはら歯科クリニック、副院長の神人です。

今年も残り数えるほどになりましたが、風邪などで体調を崩される患者さんがとても多いです。皆さんはいかがですか?

インフルエンザのワクチンも医療機関で品薄が続いているらしく、まだ受けていない方は本格流行前に早めの予防接種をオススメします。

さて今回は拡大鏡(マイクロルーペ)についてお話ししたいと思います。

前回お話ししたマイクロスコープの簡易版で、すごく良く見えるライト付虫眼鏡と言えます。

最近は医療系のドラマの
『ドクターX』や『コード・ブルー』
などで俳優さんが使っているので、目にされたこともあるのではないでしょうか。

これを使うと使わないとでは治療の精度は全く違います。元々口の中は暗くて見えづらいものなので、本当に役に立ちます。

今、歯科医師以外のスタッフもルーペの使用を始めています。
慣れるまでが少し大変ですが、手放せなくなります。

ドラマのように
「私、失敗しないので。」
とは言えなくても、できる限り丁寧な治療を心がけていきたいと思います。
それではまた。

甘いものの摂り方のポイント

みなさんこんにちは。きよはら歯科クリニックの益岡です。

今年もいよいよ残りわずかとなり、クリスマスシーズン到来ですね。ケーキなど甘いものを口にすることも多くなるのではないでしょうか??!
そこで今回は『甘いもの(お菓子)の摂り方のポイント』についておはなしします。

そもそも虫歯とは、口の中の虫歯菌がショ糖(砂糖)を分解して酸を作り、歯の表面を溶かしてしまうことです。甘いお菓子やジュースに含まれる砂糖が虫歯の原因になってしまいます。

甘いもの(お菓子)の摂り方のポイントは、
・時間を決める(ダラダラ食べない)
・虫歯になりにくいものを選択する
・食べた後はうがいや歯磨きをする です!!!

《時間を決める(ダラダラ食べない)》
ダラダラと時間をかけて甘いものを摂取すると、口の中で常に酸が作られる状態になり、虫歯になりやすくなります。また、頻回の甘いものの摂取でも同じことです。時間を決めて、出来れば一度に摂取するようにしましょう。

《虫歯になりにくいものを選択する》
歯にくっつきやすいもの(スナック菓子やせんべいなど)は要注意です。また、ジュースやスポーツドリンクにも大量の砂糖が含まれています。
望ましいのは、歯にくっつきにくいもの(プリンやゼリーなど)を選択し、飴やチョコは避けて、酸を作り出さない糖(キシリトール)のガムやタブレットを積極的に摂るようにすると良いでしょう。ただし、キシリトール100%でないと虫歯のリスクがあることや、キシリトールの摂り過ぎはお腹が緩くなることがあるので注意しましょう。

《食べた後はうがいや歯磨きをする》
特にお子様の乳歯や生えたばかりの永久歯は、大人に比べて歯の質が弱く虫歯になりやすいです。うがいや歯磨きをして虫歯予防をしていきましょう。
そして、定期的に歯科医院を受診し、フッ素塗布シーラントなどの虫歯予防処置をしておくこともとても大切です。

以上のポイントをおさえ、大人の方もお子様も正しく甘いものを摂るようにしましょう !!!

インフルエンザ予防に口腔ケアが効く!!

みなさんこんにちは(*^_^*)

広島市安佐南区緑井にあります、きよはら歯科クリニック、歯科助手の岡本です。

12月に入り、寒さも厳しくなってきましたが、体調を崩されていませんか?

今回は、寒い時期に流行する「インフルエンザ」の予防についてお話しいたします。

一見、お口とインフルエンザは関係ないように思えますが、そこには密接な関係があります。

インフルエンザ予防に、口腔ケアが効くというということをご存知ですか?

お口の中には、常にたくさんの細菌が存在していますが、歯磨きや歯間ブラシ、デンタルフロス(糸ようじ)などの口腔ケアを怠っていると、その数はあっという間に増加します。実は、この細菌がインフルエンザに大きく関係していることがわかってきました。

1.インフルエンザに感染しやすくなる

インフルエンザはウイルスによって感染します。実は、口の中の細菌が吐き出す酵素の中には、こうしたウイルスを粘膜の中に侵入しやすくするものがあります。つまり、口腔ケアができていない細菌が増えた状態では、確実にインフルエンザにかかる可能性は高まります。

2.ウイルスが増殖!!薬が効きにくい!!

お口の中の細菌が作り出す酵素の中には、なんとウイルスそのものを増殖させる酵素もあります。これはインフルエンザの悪化につながるだけでなく、薬のききまでも悪くしてしまいます。このように、お口の中の細菌はインフルエンザと密接な関係があるのです。

3.インフルエンザの発症率が10分の1に!!

ある介護施設で、口腔ケアをしっかりと行った結果、通常の介護施設に比べインフルエンザ発症率が10分の1になったという報告もあります。

うがい・手洗い・口腔ケア。まずは、この3つをしっかり行って、インフルエンザ予防を心掛けましょう!!

より効果的な口腔ケアの方法については、お気軽に当院の歯科衛生士までお声掛けください。

しっかり予防して、寒い冬も元気に過ごしましょう(●^o^●)

歯科の麻酔について

こんにちは!きよはら歯科クリニックの受付、歯科助手の谷口です。

今日は当院で使用している歯科の麻酔についてお話しします。

歯科での麻酔と聞くと、苦手で嫌だなと思われる方も多いと思います。

しかし、手術や痛みを伴う処置などの際には、その痛みや精神的苦痛を取り除くために麻酔が必要となります。

歯科の麻酔は歯茎に注射をして行います。

正式には「局所麻酔」と言います。

局所に麻酔薬を作用させて一時的に感覚を麻痺させる方法です。

局所麻酔は以下の3つの方法に分類されます。

表面麻酔…麻酔薬を歯茎に塗って表面の感覚を麻痺させる方法です。表面麻酔を塗ったあとで注射をすると歯茎の表面がしびれて、ずいぶんとラクになります。

浸潤麻酔…痛みをとりたい部分の歯茎に麻酔薬を注射し、液体を染み込ませ、感覚を麻痺させる方法です。

伝達麻酔…神経を伝達する経路の途中に麻酔薬を作用させることで、その支配下にある神経全体を麻痺させる方法です。比較的麻酔が効きにくい下顎の奥歯や、体質的に麻酔が効きにくい人に用いられます。

このように必要に応じて麻酔を行うので、歯科治療に麻酔は不可欠です。

当院のドクターは、入社するとすぐに院長の特訓を受け、そしてなるべく痛くないようにゆっくり時間をかけて麻酔を行うので、「全然痛くなかった!」とか「いつ打ったのかわからなかった!」とか、言っていただくことが多いんですよ!!

なるべく痛みを軽減できるように細心の注意を払いますが、緊張や不安が大きいと痛みに敏感になってしまいます。痛みを感じない一つのポイントとして、リラックスしてお越し頂けたらと思います(^^)

気になることがあれば、何でも聞いてくださいね!