プレオルソ研究会に参加しました~その3~

広島市安佐南区緑井の小児矯正に力を入れている、きよはら歯科クリニックの
院長清原です。

さて、今回も引き続き「プレオルソ研究会に参加しました」のお話です。

前回、今井一彰先生の講演の中で、「V字型の上あごの子供は病気にかかりやすい
というお話を紹介しました。
V字型の上あごとは、前歯の方がとんがった顎の形で、 歯並びもガタガタになっている状況です。これに対し、理想的な顎の形はU字型です。
V字型になる原因は、アゴの成長不足です。その結果、鼻呼吸がしにくくなり、口呼吸になってしまい、風邪をひきやすいなど病気にかかりやすいという事でした。

そこで当院のお勧めする「スマイル小児矯正」の出番です。
アゴの成長不足によるガタガタ歯並びは、なるべく歯を抜かず、プレオルソや床装置(床矯正)などを使って、アゴを正しい大きさに成長させることで治す方が理想的です。(もちろん抜歯せざるを得ない、抜歯した方が良いケースもあります。ただその場合、歯並びはきれいになりますが、アゴは小さいままになります。)

アゴが小さい=呼吸しにくい、かみ合わせが悪くアゴがスムーズに動かない
そうすると、将来的に色々な身体の不具合が起こることがあります。
例えば、頭痛、肩こり、腰痛、顎関節症、うつ病、アレルギー性疾患、睡眠障害、睡眠時無呼吸症候群、慢性疲労などなど。
(※当院では、そういった大人の方向けに咬合治療も行っていますが、この話はまたの機会に…  上記の症状にお悩みの方はご相談ください)

アゴを正しく成長させるとV字型からゆったりとしたU字型へ変わっていきます。
すると、ガタガタ歯並びがきれいになると同時に、鼻の容積も大きくなり、鼻呼吸しやすくなるんです。
病気にかかりやすくなる口呼吸が改善されて、将来的な健康も手に入れることができるうえに、お顔も歯並びも正しく美しく成長してくれるなんて、いいことづくめじゃありませんか?
お子様の未来を考えると、小さいうちから「スマイル小児矯正」に取り組んだ方が良いのは間違いない!と私は信じています。

実は私が最近になってスマイル小児矯正に力を入れだしたのは、自分の娘のためでもあります。
家内は子供の頃に抜歯矯正をしており、遺伝的要素もあってどうやら娘もアゴが小さく歯並びが悪くなりそうということがわかりました。
今現在は、固い物をかむ訓練中ですが、あと数年して矯正適齢期に入ったら、もちろん「スマイル小児矯正」をするつもりです。
娘の矯正が始まったら、またここで紹介していきますね!

(※矯正については色々な流派や考え方があります。ここでご紹介している方法もたくさんある中の一つの方法です。)

口臭1

こんにちは。安佐南区緑井にあります、きよはら歯科クリニック歯科衛生士の寺江です。

突然ですが、自分のお口の臭いやご家族のお口の臭いが気になることありますか?

今回のテーマは「口臭」です。

実は口臭には種類があるのをご存知でしょうか?
「病的口臭」と「生理的口臭」の2種類があるんです。

まず、病的口臭とは歯周病や虫歯などのお口の中のトラブルから内臓系の病気など病気の症状の1つが原因として発生している臭いです。

次に生理的口臭ですが、これは言ってしまうと人間が生きてる限りやむを得ずでてしまう臭いです。
例えば、朝起きてすぐやお腹がすいている時、緊張している時やストレスがたまってイライラしている時などです。

あともう1つこの2種類とは別に「精神的口臭」というものがあります。
これは実際にはお口の臭いはないものの、他人の言動や行動により口臭があるのではないかと自分自身で思い込んでしまうことです。
例えば他人と話をしている時、口を手で覆われたり、鼻をかくしぐさなどや、自分に言われた事ではないのに勘違いをして傷ついてしまったりすることです。

如何ですか?一口に口臭と言ってもこれだけ種類があるんです。
みなさんはどれかあてはまる物がありましたか?それぞれの予防については後日書きますので待っていて下さい。

ちなみにきよはら歯科クリニックでは口臭の有無を測定する機械があります。一回500円で測定することができますので、ご興味のある方はお気軽にスタッフまでお声がけ下さい。

怖がり屋さんの子の虫歯の治療について

初めまして
安佐南区 緑井 きよはら歯科クリニックの神人です。

皆さんは小さい頃、歯医者が嫌いではありませんでしたか?

うちには歯医者(というよりもそもそも病院というところは子供にとって未知で怖いとこですが)が苦手な子がたくさん来ます。

そんな子には当院ではまず歯科医院と治療に慣れてもらうために治療の練習と食生活の改善をスタッフとします。
その間は虫歯の進行を薬とフッ素によって抑えます。それで治療に慣れてきて怖くなくなったところで治療をスタートします。

無理やり治療をしても、痛くて怖くてそれでトラウマになり歯医者嫌いになっては一生に関わる悪影響があるからです。小さい頃に歯医者に通う習慣が出来たらそれは健康につながる財産になります。さらに乳歯は永久歯に比べて虫歯になるスピードが格段に早く、大人よりも短い期間での定期検診がオススメです。

ちなみに僕も小さい頃は超怖がりで大泣きしては先生を困らせて治療を受けていたので怖がり屋さんの子の気持ちが良く分かります。小さい頃の自分を思い出しながら根気強く向き合っています。

ぜひ怖がりな子でも当院に来て虫歯のない健康な生活を送りましょうね。

お薬の副作用について

安佐南区緑井 きよはら歯科クリニック

こんにちは、歯科衛生士の小川です。

突然ですがみなさんは「てんかん」という病気をご存知ですか?

最近はニュースでもよく取り上げられていますので、名前は聞いたことがあるかと思います。

てんかんとは、簡単に言うと「脳の神経細胞から送られる電気信号に異常が発生することによって起こる発作」のことです。

一見歯科と関係ない病気のように思えますが、実は、歯科にもすごく関係のある病気なんです!

てんかんの治療薬のひとつに「フェニトイン」というお薬がありますが、フェニトインの副作用に「歯肉増殖」というものがあります。

歯肉増殖とは歯ぐき全体が大きく腫れてしまうことです。歯ぐきが腫れると、歯ぐきの隙間に汚れが溜まりやすくなります。

つまり、健康な歯ぐきと比べると、むし歯や歯周病のリスクが格段に高くなってしまいます。

ですので、ご自宅での歯磨きと、歯科医院でのお口のクリーニングがとても重要となるのです。

一見歯科と関係なさそうな病気でも、実は歯科と関わりが深い、というのはよくあります。

今服用しているお薬があれば一度副作用などを調べてみるのもいいかもしれませんね。

待合室 アロマテラピーについて

安佐南区 緑井にあるきよはら歯科クリニック 歯科助手の岡本です(*^_^*)

広島も梅雨入りしましたね!!

6月になり、1年もあっという間に半分過ぎました。

最近のきよはら歯科は、5月からIGL医療福祉専門学校から歯科衛生士の卵、学生さんが来ていたり、新しく歯科医師の伊藤先生が入社したり、フレッシュで楽しい半年間になりそうです。

さて、今回はきよはら歯科自慢の待合室についてご紹介します♪

突然ですが、当院の院長は「海」が大好きです♡

若いころに訪れたバリ島の雰囲気に魅せられて、待合室はアジアンリゾートのホテルをイメージして、インテリアもこだわっています。

 

 

最近はバリ島は遠いので、沖縄にハマっているそうです。(笑)

昨年は、院内旅行で沖縄の院長オススメスポットを巡り、とっても楽しかったです♪

待合室では、患者様に少しでもリラックスしていただけるように毎日 日替わりで「アロマ」を焚いています。

アロマテラピーは自然のヒーリングで。その効果は心理的、身体的な不調で悩む方を癒したり、リラックス効果があったりと心身ともに癒してくれます。

例えば…

ゼラニウム ストレスの緩和

イランイラン 緊張感を抑えて精神状態を安定

レモングラス 殺菌 消臭 防虫

など 様々な効果があります♪

最近では、アロマテラピーが認知症予防に効果的であるということで、医療や介護の現場でも多く活躍しているそうです!!

当院でも、約20種類ぐらいのアロマを日替わりで毎日焚いているので、来院の際には待合室のアロマでぜひ癒されてください。(*^_^*)

床矯正スタッフセミナー

こんにちは。きよはら歯科クリニックの歯科衛生士 益岡です。

 

今年に入り、全3回の床矯正スタッフセミナーを受講させていただきました。先日、3回目のセミナーも無事修了したので、そこで学んだことや思ったことを今回のブログのテーマにしようと思います。

 

床矯正とは、大人の歯が生えそろう前の早いうちに顎を正しい大きさに成長させ、大人の歯が生えるスペースを作る事で、歯列不正やお顔の成長不足を改善する矯正方法です。当院では、床矯正やプレオルソ装置などいろいろな流派を組み合わせて『スマイル小児矯正』として行っています。

 

床矯正は、お子様と保護者の方と二人三脚で進めていくものです。今回のセミナーでは、スタッフがそのサポートをどのようにしていくか、講義や実習を受けて学んできました。具体的には、歯並び相談でお伝えすべきことや矯正検査の方法、バイオセラピー(生物学的機能療法)についてです。

 

最近、舌が正しく使えておらず、呼吸や飲み込み方、歯並びに問題があるお子さんが多くいらっしゃいます。装置を使って歯並びを治すこと以外に、前歯を使ってよく噛むこと、正しい舌の使い方や口の周りの筋肉を鍛えることがすごく大切です。食事やトレーニングで改善できることなので、積極的にお話ししていきたいと思っています。

 

また、歯が生える前の赤ちゃんの頃、母乳の飲み方や姿勢も、その後の舌の使い方や歯並びに影響してくるということも、今回のセミナーで勉強しました。これは私の中で1番の衝撃でした!!!すでにお子さんがいらっしゃる保護者の方だけでなく、これからお子さんが産まれる方にもお話しできればと思っています。

 

今回のセミナーを受講させていただき、講義や実習、宿題もあり、久しぶりに学生のような気分も味わえました (^_^)☆
このような機会を与えてくださった院長にも感謝し、これからの診療にも生かしていきたいと思います。

勉強会について

最近、小児矯正にはまっている、院長の清原です。

私がちょくちょく行っている勉強会ですが、歯科関係ではない一般の方にはよくわからないと思うので、ちょっと説明します。
(○○学会、○○勉強会、○○講習会、○○セミナーなど言い方もたくさんあるのですが、ここでは全部ひっくるめて勉強会としておきます。)
医療技術・知識は日進月歩。常に進化していますし、大学6年間ではとてもとても学びきれる量ではないので、国家試験に合格して、歯科医師になったとしても、日々勉強しないといけないんですね…。

私たち、歯科医療従事者向けの勉強会って、すごくたくさんあるんです。
インプラント、根管治療、入れ歯、歯周病、矯正など治療のことから、スタッフ教育、医院マネジメント、自己啓発系などなど
しかも、例えば矯正の勉強会と一口に言っても、いろんな先生のいろんな流派があったりして、全部合わせるとほんと数えきれないくらいの勉強会があります。

内容も、講演会だったり、症例発表・検討会だったり、実習(器械や模型などを使って実際に治療の訓練をします)だったり、
単発コースや年間コースだったりとそのスタイルも様々で、毎月、毎週、どこかで何かしらの勉強会が行われているんですね。

(先日ブログでも紹介した接遇セミナーは、講師の先生にわざわざ当院まで来ていただき、指導していただく珍しいタイプです!
なかなかそこまでやっている医院は少ないんですよ!(笑&自慢))

もちろん全部行けるわけもないので、口コミだったり、紹介だったりで、選りすぐって良い勉強会に参加しています。
勉強会は休日を費やし、県外に行って(勉強会は大都市で開催されることが多く、広島は少ないんです)参加するので、正直疲れて大変だったり、家族に我慢してもらっている所もありますが(泣)、
全国から意識の高い多くの先生が集まっているのを見ると、私ももっと頑張らなきゃ!とモチベーションアップになりますし、
何より学んだことを患者さんの治療で生かし、患者さんに喜んでもらえると「やって良かったーー!!」と、元気・やる気・勇気がわいてくるんですね。
疲れてもそれを通り越して快感を得られる、マラソン選手のランナーズハイみたいなものでしょうか(笑)

と、いうわけで、5/21(日)にプレオルソ矯正アドバンスコース・実習編に大阪まで行ってきました!
4月に行ったプレオルソ研究会とはまた別の勉強会で、今回は実習編の名の通り、講義だけでなく、実習もしてきました。

プレオルソとはマウスピースを使った矯正法で、基本ワイヤーを使わないのが特徴ですが、そこにちょっとワイヤー矯正を加えてやると、治りがよくなったり、適応症例が増えたりと、鬼に金棒的に効果アップするんです。

そのワイヤー矯正テクニックを実習で学んできたというわけです。

プレオルソの考案者、大塚先生の講義は面白くまたわかりやすいので、楽しく勉強会に参加できました。下の写真は今回の勉強会の修了書です。

さっそく明日からの診療に生かしていこうと思います!!患者さんに喜んでもらえるといいなあ…。

 

接遇セミナー

こんにちは!

安佐南区緑井にあるきよはら歯科クリニックのスタッフの谷口です(^v^)

最近暑くなってきましたね。体調崩されたりしていないですか?

当院では5月24日(水)に接遇セミナーがありました。

毎年この時期に易みゆき先生を講師としてお迎えし、社会人としてのマナーやデンタルスタッフに求められる接遇を学んでいます。

易みゆき先生はとても若々しく笑顔の素敵な方です。初めは先生の大きな声に圧倒されるのですが、先生の明るいお人柄のおかげで笑いも多い勉強会になりました。

今回は主に、言葉使いや立ち振る舞い、電話応対やビジネスマナー等について教えていただきました。

普段気を付けて仕事をしていますが、間違った言い回しをしていたり、きれいな立ち振る舞いができていないことに改めて気付くことができました。

たくさんある歯科医院の中から、きよはら歯科クリニックを選んで来てくださる患者様に満足していただけるように、今回学んだ事を生かしていきたいと思います!

6歳臼歯について

みなさまこんにちは。
安佐南区緑井にあります きよはら歯科クリニックの歯科衛生士の宗本です(^U^)
今回は、6歳臼歯についておはなしします***

 

6歳臼歯とは…6歳前後にはえてくる永久歯(大人の歯)の事です。
乳歯が抜けてから永久歯がはえてくるとお考えの方…それも一つのはえかたですが、6歳臼歯は、乳歯(こどもの歯)が抜けてはえてくるのはなく、何もない所から歯ぐきをつき破ってはえてくるんです(^O^)!!!


場合によっては、はえる時に多少の痛みを訴えるお子様もいらっしゃいます。はえきってない歯は、歯ぐきを少しかぶっているのでお手入れを気をつけないと…

虫歯になってしまいます…

はえかけの状態であるにも関わらず、
虫歯になってしまうこともあります…

さて、こんな6歳臼歯は何歳まで使うんでしょうか??????

 

答えは、、、

 

【一生】です!!!!

6歳のころにはえてきた歯…を一生使うんです!!!!6歳臼歯の噛むところは、とっても溝が深く複雑な形をしています。
だから、虫歯にならないように、定期的なフッ素塗布シーラントがとっても大切なんです!!その話は…また今後のブログをおたのしみに☆☆☆

プレオルソ研究会に参加しました~その2~

小児矯正に力を入れている、広島市安佐南区緑井のきよはら歯科クリニック・院長の清原です

前回に引き続き、プレオルソ研究会でのお話をします。
ところで「あいうべ体操」って、皆さんご存知ですか?
最近では特にインフルエンザが流行る季節になると、よくTVでも紹介されてるのでご存知の方も多いと思います。
「あー、いー、うー、べー(舌を思いっきり出す)」と言うだけの簡単なお口の体操です。

今回のセミナーでは「あいうべ体操」の考案者・今井一彰先生(福岡でみらいクリニックを開業されているお医者さんです)の特別講演がありました。

「息育のすすめ」というお話でしたが、とても大切で為になるお話だったので、ここで紹介したいと思います。

息育とは、口腔筋を鍛え、舌を正常な置に保持し、正しい鼻呼吸で生活することにより健康な日常を過ごせるようにすることです。

ごくごく簡単にまとめると

・口呼吸は体の健康にとって良くない
・アトピー性皮膚炎やIgA腎症など色々な病気の増悪因子となる。
・よって口ではなく鼻で呼吸しましょう。
・鼻呼吸は病気の予防の他、脳の活性化にもつながる
・病気にかかりやすい子は上あごを見ればわかる
・V字型の上あご(狭い)は要注意=鼻の容積が少ないので鼻呼吸しにくい
・あいうべ体操で、口周りの筋肉、舌を鍛えて、鼻呼吸に治すことで健康な体を手に入れよう

いかに鼻呼吸が大切で、いかに口呼吸が悪いか、そしてその改善のためには「あいうべ体操」がとても有効です、というお話でした。
(詳しく知りたい方は今井先生の書籍をご覧になってください。目からウロコの情報が満載です!)

当院でも、あいうべ体操を「スマイル小児矯正」のお子様をはじめ、たくさんの患者さんに紹介しています。
お子様だけでなく、大人の方にも有効です。いろんな病気の予防にもなるんですよ。

あいうべ体操は、簡単、いつでもどこでも誰でもできて、お金もかからない、患者さんファーストの治療法なんです!!

もちろん私もお風呂に入っているときに「あーいーうーべーーー」とやっています!皆さんも今日から一緒にやりませんか!?