妊娠中の歯科治療

こんにちは。安佐南区緑井にあるきよはら歯科クリニック スタッフの大上です。

突然ですが今回は、「妊娠中の歯科治療」についてのお話しです。
妊娠中に歯科治療を受けて赤ちゃんへの影響はないの?不安や心配はあるけど、直接聞けない…。という妊婦さん、そのご家族、そして周りの皆様の参考になれば幸いです。

様々な不安や疑問があると思いますが今回は、麻酔・レントゲン(X線)・薬の影響の3点についてお話しします。

●麻酔の影響は?
無痛治療を行うため、局部麻酔を行いますが、通常の量であれば母体・胎児共に影響はありません。
●レントゲン(X線)の影響は?
当院のレントゲン(X線)〈被曝線量は医科CTの1/5以下と先進の歯科用CTを使用〉撮影による被曝線量は、一年間に受ける自然放射線量の被曝線量に比べても比較にならなほど低く、撮影時には鉛入りの防護エプロンを使用するので、胎児への影響はほとんどないと言われています。
●薬の影響は?
妊娠中は歯科の薬に限らず、どんな薬も飲まないにこしたことはありません。当院で薬を投与する場合は、出来るだけ安全性の高い物を必要最小限の量と期間で投与するようにしています。

命の芽生えを知ると、生活が変わりママになる喜びと同時に、妊娠中の体は大きく変化していきます。この変化がお口の中の問題を引き起こすきっかけとなります。体が安定期を迎えたら、お口の健康診断を受けましょう。