受け口について

こんにちは、安佐南区緑井にあるきよはら歯科クリニック 歯科医師の村岡です。
梅雨が明けて暑い日が続きますね!
もう夏休みまでのカウントダウンを始めているお子様もいらっしゃるのではないでしょうか。
夏休みに入るとやはりお子様の患者様が多くなります。
その中には『受け口が気になる』と保護者の方が心配して来院されるケースも少なくありません。

ここで“受け口”と聞いてどのような口元を想像されますか?

アントニオ猪木さんやジャイアント馬場さんは今でもいわゆる“しゃくれている人”の代表例として挙げられることが多いのですが、このお二方は非常に極端な例です。
意外にも日本人に受け口は多く、また現代の子供の間では増加傾向にあります。

受け口(反対咬合)の定義を簡潔にすると『下の前歯が上の前歯を覆っている箇所が3か所以上ある咬み合わせ』のことです。

反対咬合は見た目だけでなく様々な機能障害を引き起こすため、早期の治療がとても大切になります。

また反対咬合には遺伝的な要因があるとされています。
上の写真はある親子のお口です。
“うちの子、受け口?”と思ったら、是非ご両親、祖父母様のお口もチェックしてみて下さい。

何か気になることがあれば是非ご相談くださいね。