歯周病菌

こんにちは🤗
安佐南区緑井きよはら歯科クリニックの歯科衛生士伊藤です。
梅雨の鬱陶しい中でも可愛い紫陽花を見ると癒されますね☔
なんと、この度はブログの当番と誕生日🎂がダブルブッキングでございます👀💓🎉
もちろん、きよはらファミリーからは暖かいメッセージを沢山頂きました。

毎年、感謝の念が尽きません💕❤️
さて、本題です。
私は、在宅の日曜日の朝には必ず7時から放送の『健康カプセル!ゲンキの時間』を観ております。
この番組が好きな理由は、名医の紹介や病気の治療方を解説するのでは無く、不調に陥らない為の日々の暮らし方や注意点を解りやすく且つ誰にでもできそうな予防方を伝授してくれるところです。
そんな折、3月19日の放送が興味深い内容でした。ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、その後、お口の健康に興味が高まったのではないでしょうか⁇
その内容とは、歯周病菌のトゲが大腸ポリープに刺さり刺激を受け癌化すると言うものです。
近年、大腸癌は遺伝的要因に注目され、歯周病菌は腸内フローラを乱すと言われていますが、研究結果から、フゾバクテリウム・ヌクレアタムと言う歯周病菌は成長するとトゲが出来、そのトゲでポリープを刺すそうです。
私共は、積極的に唾液検査をおすすめしておりますが、なかなか理解を得られない場合も有ります。
大腸癌と歯周病では、「どちらが怖いですか 」と、もし質問したら大半の方は大腸癌とお答えになると思います。
しかし、「癌になってしまって治療を受けるのと、癌にならない予防をするのとどちらを選びたいですか」と質問すると、選べるなら予防とお答えになるのではないでしょうか⁉️
現在、私共が使っているシルハは以前にもブログに登場した優れた唾液検査のシステムです。
当院設置の顕微鏡でも歯周病菌の確認は可能ですが、いわゆるレッドコンプレックスに属するスピロヘータしか明瞭に確認することはできません。
しかし、シルハを使えば歯周病菌の種類に関係無く総合的な菌の量かグラフ化される為、リスクの高さか一目で解ります。顕微鏡でスピロヘータが、見えなくても唾液検査で、歯周病が多く検出される場合も珍しくありません。
検査結果に応じて歯周病菌の対処法を詳しくご説明もいたします。
☆レッドコップスとは歯周病菌の悪玉御三家
・タンネレラ・フォーサイシア
・トレポネーマ・デンティコーラ(口腔スピロヘータ)
・ポルフィロモナス・ジンジバリス
フゾバクテリウム・ヌクレアタムは、これまであまり注目されない存在だったのですが、レッドコンプスの形成に、大きく関わっていると報告されました。

皆様の健康維持の為、唾液検査を受けらる事を推奨いたします。
健診のご予約お待ちいたしております。
寒暖差激しい折り、ご自愛くださいませ💕❤️🤗